三井不動産カップ2022 バスケットボール女子日本代表 国際強化試合

　三井不動産カップ2023 (高崎大会)バスケットボール女子日本代表国際強化試合が、いよいよ明日6月16日(金)より開幕。女子日本代表と女子デンマーク代表はすでに高崎市に入っており、本日は会場となる高崎アリーナで前日練習を行いました。明日の初戦は18:00試合開始（16:00当日券販売開始／16:30開場）。バスケットLIVEにて生配信されます。

　カナダ遠征を終え、恩塚亨ヘッドコーチは「今選び得る最高の選手であり、その選手たちの掛け合わせを考えて選考しました」と話し、FIBA女子アジアカップ2023（6月26日開幕／オーストラリア・シドニー）へ向けた12名が決定しました。6連覇の懸かるFIBAアジアカップであり、三井不動産カップでの3連戦は「いろんなことにチャレンジし、良かったところは自信に、上手く行かなかったところは学びにしてつなげていきたいです」と恩塚ヘッドコーチは話し、チーム一丸となって勝利を目指します。

　カナダ遠征を経て、「チームとして『戦う』をメインにしています。自分たちで盛り上げ、厳しくしていくことが大事になります。まだまだまだ足りないところもありますが、日々自分から率先して声を出しながらチームを引っ張れるようにがんばっています」とキャプテンの林咲希選手は言います。5月8日の合宿スタートから1ヶ月余りが経ち、「みんなとのプレーが少しずつ合ってきています」と手応えも感じていました。三井不動産カップを通じて、「少しずつレベルアップしているところをファンの皆さんに見せられるようにしたいです」と林選手は楽しみにしています。

　女子日本代表に初選出され、FIBAアジアカップへ挑む星杏璃選手と朝比奈あずさ選手。朝比奈選手は昨年の三井不動産カップに出場した経験はありますが、星選手にとっては代表のユニフォームに袖を通したのも、カナダ遠征で国際試合に臨んだのもはじめての経験です。カナダ代表戦を終え、「相手の身体が強くて通用しない部分もありましたが、スピードなど小さいながらに通用するところもたくさんありました。はじめての国際試合でしたが、その中でも手応えは感じられました」と感想を述べます。星選手の特徴は、「オフェンスではしっかりとチャンスを見つけて得点に絡んでいくこと。ディフェンスはチームのモットーでもあるので、コートに立っている時間帯は足を止めずにプレッシャーをかけ続けていきたいです」と挙げ、素晴らしいパフォーマンスに期待です。

　昨シーズンはギリシャリーグでプレーしたオコエ桃仁花選手にとっては、久しぶりに日本のファンの皆さんの前でプレーする機会であり、「ドキドキワクワクしています」。「1年ぶりに帰って参りました。海外でプレーしてきた経験を皆さんにお見せできるのが楽しみです。海外でプレーしているからこそ感じた日本との差を、このチームにもしっかりとシェアして、日本の底上げをしていきたいなと思っています」と頼もしい存在となったオコエ選手をはじめ、女子日本代表の戦いをぜひ会場でお楽しみください。